2013年02月12日

日高昆布と浜格差

普段、料理をしない者にとって、昆布はちょっと遠い存在。
ましてや、出汁に対する味覚も怪しければ、なおさら。
昆布の種類ごとに特徴や、出汁に向くか、煮て食べるのに向くか、
ありますが、違いがよくわかっていないところです。

以前、東京の物産イベントに、昆布業者の方と一緒に
参加したことがあります。
恵比寿でのイベントで、昆布がどこまで関心をもたれるのか、
半信半疑のところもあったのですが、
業者の方の慣れた見せ方、売り方もあり、赤字ではなかったようです。
印象に残ったのが、業者の方が昆布を束ねたり、袋詰めしたりすると、
女性中心に人だかりができ、真剣に昆布を見て、
試食用の切れ端に手を伸ばしていましたが、
若い主婦層も結構多くいたことでした。
昆布を普段から馴染んでいる方は、羅臼や利尻といった地名も
普通に知っているものでした。

さて、えりも町の郷土資料館・水産の館に行ったところ、
そこでは、昆布の種類ごと標本が展示。
日高昆布(ミツイシコンブ)は、浜ごとに展示。
ここで、浜格差というものがあるのを知りました。
どの浜の昆布か、あるいは、どこに住所のある漁家が
とった昆布かで、価格が異なるということ。
こちらに赴任してきた当時、「井寒台の昆布が評価が高い」
と耳にしましたが、
取引上では、そういう決め事になっているようです。
自然条件の変化で浜格差も変わることがあるのかもしれませんが、
味覚が優れていれば、「利き昆布」で、どこの浜か当てれるのでしょうか。
昆布料理も、料理にあわせた昆布の種類と浜の選定から始まるのかもしれません。

コンブの統計情報を確認すると(H22の生産高)
浦河 388t 502,930千円 (1tあたり1,296千円)
様似 477t 682,515千円 (1tあたり1,430千円)
えりも 1,855t 2,502,973千円 (1tあたり1,349千円)

井寒台もあり、ランクの高い浜のある浦河が漁獲量あたりの単価が
高いのかと思ったのですが、そうは単純ではないようです。

日高王国の受入家庭でもコンブ漁家の方がいらっしゃいます。
修学旅行生が運んで、切ったり束ねたりした昆布も
どこかで料理に使われているのでしょうね。

(スタッフH)

※画像は、夏場、海岸線に干されたコンブ
DSC00539.JPG

posted by 日高王国 at 09:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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